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シグネチャー・アイテム＝自慢の一品を持っていますか？
素材に徹底的にこだわり、調理方法に徹底的にこだわり、提供方法に徹底的にこだわる。さらにそれが他店には無いもの、他店が模倣できない物であるときにそのメニューは、シグネチャー・アイテムになるのです。
自慢の一品はお客様を呼んでくれます。
来店動機・利用動機が薄弱なお店は、厳しい状況だと言わざるを得ません。
ふらりと歩いていて、おなかがすいたので、その辺のお店に入ったというのは、単なる「機能店」です。自慢の一品がどうしても食べたい、飲みたいという「目的店」になろうではありませんか。
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来店客数が落ちてくると、メニューを増やそうかとお考えになる経営者は多いと思います。これは逆効果かもしれません。
お客様がメニューの少なさにも文句を言うのは、本心からそう思っているからではありません。「今のメニューには選びたいものが無い」という不満が、「メニューが少ない」という言葉になって表れるだけのです。品数を多くして、すべてを並列に扱うと、お店の特徴が失われることになるのです。ウデに覚えのある店主さんなら、
「すべてのメニューに自信があるんや」と言いたいでしょうが。
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「うちは素材にこだわりがある」という自信、「素材の味が生きている」というほめ言葉…。よく耳にしますよね。確かに高級な食材ならば、お肉や野菜は凝った調理をせずとも、それだけでウマイのは事実です。それじゃあ、お店に足を運ばなくてもいいような気がします。
季節をいろどる「つまもの」や「器」を用いて、美味しさを演出してこそ、飲食店です。「美味しい」のは飲食店なら当たり前です。
そして、調理方法にも一工夫が必要です。最近の健康志向を反映させ、ヘルシーで独創的な調理方法を用いたメニューを入れられないものでしょうか？
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大手外食チェーンでさえも、既存店においては前年比でダウンしています。複数店舗を持つオーナーさんが犯した大きな誤りの一つは、「店長に考えさせるな」という仕組みづくりをしてきたことです。日経流通新聞を読んでいると、外食産業の多くが今後「接客」を重点的に強化するという記事が目立ちます。固定費や変動費を抑えることによってお店の経営を維持するというオペレーションでは、限界が来ているのです。
大手外食チェーンが本腰を入れてもキメ細かな接客を行えるとは思えないのですが、あなたのお店の接客は大丈夫？パートやアルバイトのスタッフには、充分なトレーニングができていますか？
お客様は、「作業のような応対」ではなく、温かみを感じさせる接し方＝「プロのサービス」を期待しています。フレンドリーで、気さくで、包容力のあるスタッフを育てましょう
お客様がウエイターを呼ぶ「ちょっと、すいません…」の声がしたときはもう遅いのです。負けです。
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大阪産業創造館のアンケート結果で明らかになった販売促進策とは、全業態でもっとも多いのがインターネットの活用です。店舗の検索、クーポンの発行を行う「グルメサイト」などに広告掲載をしているケースが50％を超えています。
またそれについで多いのが情報誌への掲載で、従来型のタウン誌やグルメ雑誌にとどまらず、クーポンつきの「フリー・ペーパー」への広告掲載の利用が考えられます。
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インターネットや情報誌、フリー・ペーパーは、不特定多数の消費者への広告です。ただし上記のようにこれらの媒体を用いる飲食店舗が多いということは、結果として競合する掲載店舗も多くなるということなのです。本当に自店への来客促進に結びついているかについて、その効果を検証する必要があると思います。
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一方で特定顧客に対する販促を行うには顧客情報の獲得が不可欠なのはお判りでしょう。初めてのお客様とは積極的に名刺交換をしましょう。お客様の名刺には情報がいっぱい詰まっています。
1日にしてたくさんの名刺が集まるわけがありません。1日2〜3枚でもいいのです。
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