猛暑の2003年にフランスで好んで飲まれたワインはなんだろう?
 2003年の夏、ヨーロッパを襲った猛暑は、多くのワイン生産地帯で好結果をもたらしました。
干ばつのため生産量は多い年とはいえないのですが、質的にはまずまずで、秋のボジョレ・ヌーボーは、期待を裏切らないものであったことは、記憶に新しいところです。

そんな猛暑のヨーロッパで、爆発的に売れたのはなんとロゼワインだったのです。
知っていましたか?

 
猛暑に不慣れなパリジャンやパリジェンヌも、さすがの天候に冷やしたワインをグイグイやっていたそうです。
もともと真夏には赤ワインを敬遠してロゼが良く売れるそうですが、この年は記録的な売上だったそうな。

 
となりゃあ、熱帯並みといわれる大阪の夏を乗り切るワインは、ロゼですかいな?
無理してタンニンでドロドロの赤ワインを飲むより、爽やかなロゼをお奨めするのも一考ですね。
食欲のすすむあっさりめの料理に冷やしたワインを合わせるのは当然といえば当然ですよね。
白やロゼをキリリと冷やせば、売上アップでホクホクだぁ!

参考ワイン
レ・オード・スミス・ロゼ(ボルドー) 2,100円
E.ギガル タヴェル・ロゼ(ボルドー) 2,520円
H.サウアー ロートリンク(独・フランケン) 2,520円
ボーモン・デ・クレイエール ブリュッド・ロゼ(シャンパーニュ) 4,725円
          


 標準ブランドをグレードアップさせてみませんか?
 グラスワインとして供するワインにお客様は敏感です。
「レストラン・飲食店のグラスワインを、もうちょっと何とかしてもらいたいものだ」というお客様の声をよく耳にします。
 

 グラスワインが売れ残った時のリスク(廃棄ロス)を恐れるあまり、下級グレードのワインを使用するお店が多いのでしょうか。
でも、グラスワインのグレードを上げることで、お客様の支持を得ることができるはずだと考えます。

 今のものより大きいワイングラスに換えて、15%内容量を増やし、25%高い価格で販売すれば、廃棄ロスを減らすことができ、さらには売上アップにも貢献するでしょう。
しかもメニューには「本日のグラスワイン=○○○○○」とワイン名を明記すれば、さらに親切。

1本のワインを飲み残したお客様には、バキュ・ヴァンで密栓をして、持ち帰っていただいてはいかがでしょう。
バキュ・ヴァンのゴム栓を次回ご来店時に持ってこられたら、お礼に何かのサービスをすれば、売上アップ間違いなし!